今、在ること

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    随分とこちらに文字を綴ることをお休みしていました。

    読む人はいるのかしら、、、と思いながらタイプしています。

     

    2020年になってすぐ、息子が10歳になりました。

    成長とともに働き方を考えていたのですが、ふ、と5年日記を始めることからスタートしました。

     

    実は数年前に10年日記を始めたのですが、その頃の私は悲しいことやつらいことがちょっと重なっていて、

    誰も見ない、掃き溜めのような日記帳は次第にジメッと湿っぽくなり(もし私がふといなくなった時に家族が見るかも、と思ったりもして)

    だんだん開くことも、毎年その気持ちに目が向いてしまうことも嫌になってしまい手が伸びなくなってしまいました。

     

    数年経って、また、日記を書こう、と思ったのも思いつきなのですが、

    子供が10歳になって、自分も親になって10年が経って、

    これからの5年、10年ってちょっと面白いのかも!と思えたからかもしれません。

     

    勉強がしたくなったり、

    新しい環境に身を置いてみたくなったり、

    今までが下に下にと根をはるような10年だったので、少しずつ空に向かって、幹や枝を伸ばしてみたくなりました。

     

    そのきっかけは幾つかあるのだけれど、

    ふ、とある方に「香り」と「記憶」を結びつけていただく機会があって。

     

    「そろそろ自分を慰めて、甘やかしてもいいのかも。」というような一言。

     

    選ぶ香りのどれもがそのような意味や効能を持つもので、私はそれらを本能的に必要としていたそう。

     

    もう、15年も前のこと。

    母が病になって、どうにか私にできることはないか、とアロマテラピーの勉強をしました。

    病室で焚こうかな、マッサージをしようかな、それにはどんな香りがいいのだろう、とただただそのことだけを目標に学んでいました。

     

    ちょうど、アロマオイルを選んでいる時に父から、電話がありました。

     

    必死で学んだ割には、その頃の記憶がごっそり抜けているような、閉じ込めているような、

    Jean-Pierre Raynaudという現代アーティスの作品の背景と重なるような思いでいました。

    (彼は父親を亡くし、庭師になりたかった夢を閉ざし、その象徴であるような植木鉢をセメントで埋める、という作品を多く創る。)

    https://www.fondationcartier.com/en/exhibitions/jean-pierre-raynaud

     

    何かを我慢しているわけでも、耐えているわけでも、自分に強いているわけでもないと思っていたのだけれど、

    初めてお話をするその人に、「もう、解放しましょう」と言われて涙が止まらなかった。

     

    と、ここまで↑は、2月の下旬に書いたもの。

     

    ここから↓4月に入って。

     

    そんな気持ちだった日からあっという間に世界中が新型コロナウイルス一色になりました。

     

    みんな、どうしてるかな。

    何年も前にお会いしたあの人は今、元気かな。

     

    逢えない分、思いが巡る日々。

     

    糸井重里さんが

     

    「コロナ軍は、人間に乗っかることでしか繁殖できない。ひとりひとりの人間は、敵であり獲物であり乗り物だ。

    結局、コロナのやつらは、人間に頼りっきりなのである。

    人間の身体が活発に動けば動くほど、

    人間の身体が集まれば集まるほど、

    そして、人間が身体的に交流すればするほど、コロナの戦いは易々と勝利していくというわけだ。

     

    「ぼくらが止まれば、ウイルスは止まる」

    そういう単純な法則で、今日から過ごすことにしよう。

     

    この言葉が誰の言葉よりも、わかりやすくて、自分のできる唯一のことだと思った。

    逢いたいけど、行きたいけど、、そういうのは先の楽しみにとっておく!

     

    「家時間を楽しもう」という言葉がすんなり入ってくる日もあれば、滅入る時もあるよな〜、という日も。

     

    産後鬱にどっぷりはまった時もそうだった。

    イライラしたり、楽しめない日や、できないことばかりの自分を責める沼にはまっていたっけ。

     

    週に何回かの出勤する日、(リモートはできないインフラ系の職種、最大限のリスク回避と徹底をしながら、勤務日を少し減らしました)

    お休みの日、晴れの日、雨の日、、、

    その日の波に身を任せながら、楽しめる日は楽しんで、どんよりな日もやり過ごしていきたいと思う。

     

    家にいながらにできること。

    家の時間を楽しむこと。

    自分で自分のご機嫌をとりながら、読めなかった本を読んだり、作ってみたかったレシピでお料理をしたり、小さな成長をしていきたいと思う。

     

    ちなみに、ほぼ毎日トランプや将棋をしている息子。プログラミングものめり込んでいる!

    将棋はいつの間にか夫よりも強くなっていて子供ってどんなときも楽しんで成長してるのね、と頼もしい。

     

    お日様に浴びることも個々の健康維持には大切だと思うので、人気のない時間の散歩だったりはするけれど

    出来ることはないか、というムズムズする衝動を収めながらも、限りなくミニマムな行動でやっていこうと思う。

     

    住む家を奪われてもいない、

    火も水も電気も使えて、いつも通りの生活があって、

    家族も元気(毎日のラジオ体操と検温がすっかり習慣になりました)。

     

    もう、ビフォアーコロナには戻れないから、

    今は個々で粛々と小さな暮らしと向き合う!

     

    今までがどんなにか豊かで自由であったかありがたく思う。

     

    私が家でできること。

    大好きなフランスのMerciのリネンの商品を仕入れました。

     

    リネンのエプロン。左から、

     

    ecume…泡、気泡などの意味でふわっとした軽いグリーン。
    新芽のみずみずしさや淡いミントティーのようなグリーンが爽やかで、いつもの準備も清々しく始められそう!

     

    gris glacier…古陶器のような真っ白ではないくすんだ柔らかなグレー。
    白ほど気負わず使いこむほどに味わいが出る一枚になりそう。

     

    rose argile…くすんだローズ。
    柔らかさもありながら土気を感じる穏やかな色。
    汚れも気にならず洋服ではなかなか手にしない色味かもしれませんが、ふっと明るい気持ちになる優しいカラーです。

     

     

     

     

     

     

     

    コットンテープの紐は素材の性質上、等間隔に小さなホール(穴)がありますがご了承ください。

     

    同色のテーブルナプキン。

    正方形なのでランチボックスを包んだり、手作りのジャムや焼き菓子を包んでギフトにも。

     

     

    ヴィンテージリネンを思わせる大好きなカラーはバッグもご用意。

    Merciのロゴは赤の刺繍。

    (買い占めは良くないけれど、外出回数を少なくするためにどうしてもいつもより少し多めに。)

     

     

    フランスがロックダウンした日にオーダーしました。

    時間をかけて届きました。

    気持ちが明るくなるようなカラーです。

    (ちなみにフランスの友人に送った彼女の好きであろう詰め合わせの小包は郵便局で止められている!荷物だけでも届けて!)

     

     

    医療現場の方々を救うために

    営業を、活動をぐっとこらえている方のために

    会いたい人にまた会えるためにできること!

    Stay Home!!

     

     

     

     

     


    コメント
    5月下旬、緊急事態宣言が解除された今、読みました。
    ひとつひとつの言葉に乗った想いがすーっと自然に伝わってきて、数ヶ月、もっと言えばこの数年の自分の気持ちともリンクして(お母さまについてのくだり)、ふっと肩の力が抜けたように感じました。
    自分で自分の機嫌をコントロールして、だいたいフラットに過ごせていると思っていたのですが、そんな中でも感情の振れ幅は大きく、ぐわんぐわん振り回されることもあり。
    でもそれが人間なのだよなと思いました。
    自粛期間中に気づいたことがたくさんありますね。そういう意味では、ありがたくさえあったなと思います。
    元に戻ることはないけれど、新しい生活に心と身体を馴染ませていけたらいいですね。
    そこにまた新たな感慨が生まれるのだろうなと思っています。
    いつも光をありがとうございます♡
    • nama
    • 2020/05/30 6:30 AM
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